どうも、賢治です。
どうやれば女性をうまく食事に誘えるかで悩んでいる男性は多いと思います。
ただ、いきなり食事に誘ってもたいていは断られるものです。
断られた理由がわからなければ、日を改めて誘い直したとしてもまた断られるだけでしょう。
そうやって何度も誘っては断られ、しまいには女性に嫌われてしまうという男性は非常に多いです。
こんな時、モテない男性は「誘い方が悪かったのかな」などと考えてしまいがちですが、そもそも食事に誘える段階まで進んでいない可能性に気づいてください。
今はモテている男性も、以前はそのことに気づかず女性を食事に誘っては振られていたものです。
かくいう僕もそうでした。
しかし、いろいろ経験を積んで恋愛のプロフェッショナルとなった今では、女性を食事に誘って断られることはまずありません。
なぜかというと、絶対に断られないと確信できる場合に誘っているからです。
モテない男性は、まずは食事に誘って自分のことを知ってもらおうと考えますが、この考え方が間違いの原因です。
モテる男性はいきなり食事に誘いません。
だいたい誰でも数時間も飲まず食わずでいれば自然と空腹になりますから、最初から食事に誘う必要はないのです。
何時間か一緒に過ごした後に、「ごはん食べて帰ろうよ」と誘えばまず断られることはありません。
この順序がわからない男性は、いつまでたっても「気になる女性をまず食事に誘って…」と考えてしまい、そのたびに断られてしまうのです。
そこで、女性が食事に誘われた時に感じることと、女性を食事に誘う以前にあなたがすべきことをお伝えしていきます。
女性は「軽く食事でも」とは思っていない
モテない男性は「ただの食事ぐらい」と軽く考えがちですが、食事に誘うことは決して軽いことではありません。
女性たちはネットなどでは「男はもっと誘ってこい」などと言っていますが、それを真に受けて、ちょっと気になる程度の浅い仲の女性を誘ってもたいていは断られてしまいます。
「言っていることが違うじゃないか」と憤ったところでどうしようもありません。
どんどん誘ってこいという女性は、男性なら誰でもいいと言っているわけではないのです。
女性のこうした言葉は、食事に誘う段階まで関係が進んだ相手に対しての発言であることを覚えておきましょう。
ですから、「まずは食事から」という考えは捨ててください。
食事は女性との仲をある程度構築した後の第二、第三のステップと思って、まずは第一のステップから始めることが大切です。
そこがクリアできれば、誘い方など工夫しなくても女性はOKしてくれます。
女性が食事に誘われた時に感じること
あなたに食事に誘われて断った女性は、あなたから誘われた時に何を感じたのでしょうか。
このことを押さえておかないと、いつまでも勘違いしたまま振られ続けてしまいます。
まず、なぜあなたが女性を食事に誘ったかですが、「食事の席で自分のことをよく知ってもらいたい」と思っていたとしましょう。
ただ、あなたも気づいていないかもしれない真の理由があるのです。
実は、異性との食事とセックスは脳科学的には非常に近い関係なんです。
食欲と性欲はそれを感じる脳の部位が近く、食べ物を食べている時とセックスしている時に出る脳波は同じという研究があります。
つまり、男性が気になる女性を食事に誘いたがるのは、極論すればその女性とセックスしたいと思っているということです。
もちろんその欲求は男として自然なものですし、女性にとってもそのことは本能的に知っています。
ただ、知っているからこそ、女性は安易に男性からの食事の誘いには乗らないのです。
また、性欲以前に、食事にはそれを共にした人たちを親密にする作用があります。
企業家がランチミーティングをしたり、政治家が会食を盛んにしたりするのもその理由です。
ただ向かい合って話すだけでは話しにくいこともありますが、一緒に食事してリラックスすると話しにくいことも話しやすくなります。
食事の持つこの親密化の効果は、誰でも体感的に理解しているため、男性は女性を食事に誘いたがりますし、女性は心を許していない男性の誘いを断るのです。
だから、「まずは軽く一緒に食事して、自分のことを良く知ってもらおう」という男性の考えは大間違いということがわかりますね。
女性にとって、男性と食事を共にすることは決して軽い行為ではないんです。
お互いのことをある程度知って、それなりに心を許している相手とじゃないと、女性は食事の誘いに乗りません。
このことが理解できれば、女性を食事に誘うまでには踏まなければならない手順があることにも気づくと思います。
食事は恋愛のファーストステップではなく、二段階も三段階も先のステップだということですね。
女性を食事に誘う以前に男性がすべきこと
では、恋愛のファーストステップとは何だということになりますが、それは女性の信用を得ることです。
惚れた男は女性に対して脈ありか脈なしかみたいなことばかり考えてしまいますが、それ以前に女性に信用される人物である必要があります。
そこをすっ飛ばして、小手先の恋愛本のテクニックを使って女性に試しても、効果がないばかりか気持ち悪いヤツだと思われてしまうでしょう。
これまで女性を食事に誘って断られたことのある男性は、その女性との信頼関係を振り返ってみてください。
そもそも知り合いの女性の間で、あなたの評判は良いでしょうか?
顔もそこそこいいし話もうまいと自分で思っていたとしても、信用されていなければ女性からOKをもらうことはできません。
女性を食事に誘っても振られる原因は、あなたの誘い方が悪いわけでも、あなたの容姿に問題があるわけでもありません。
単に、その女性の信用・信頼を得られていないのです。
信用のある男性なら、たとえ女性が恋愛感情を持っていなかったとしても、つれなく断るようなことはしないでしょう。
断るにしても、誠実にお詫びして後にしこりを残さないように対応してくれます。
もしあなたが、「ふだん会話もするしLINEでもやり取りするし、それなりに信用されているはず」と思っているのにもかかわらず、食事に誘って断られるのだとしたら、信用されていると思っていたのはあなたの思い込みに過ぎなかったということです。
女性は、「会話ぐらいなら我慢するけど、二人きりで食事に行くなんてイヤ!」と思っていたのかもしれません。
食事に誘って断られるのは、あなたが恋愛における順番を無視しているからです。
この順番はどんなテクニックを使っても飛ばせません。
二人の男女が知り合って、お互いに信頼感を抱き、恋愛感情に発展するという流れがあるので、その流れを面倒くさく思っていきなり食事に誘ってもまず成功はないでしょう。
あなたがよほどの美形で女性の側も遊び程度の感覚なら、軽く食事に誘ってOKしてもらえることもあるかもしれませんが、そうだとしたらあなたはモテない男性ではないですから、女性を食事に誘えないと悩むなんてことはないはずです。
断られた経験があるのなら、やはり女性の信用を得るところから始めるべきでしょう。
面倒くさいと思うかもしれませんが、それが自然な恋愛のアプローチなのです。
女性との食事は、自分のことを知ってもらうために行くものではありません。
女性はよく知っており信用している男性ではないと、軽々しく食事の誘いをOKしないということを覚えておきましょう。