どうも賢治です。
気になる女性との距離を縮めて、親密な関係になるテクニック、「好意の返報性」をご存知でしょうか。
心理学の本でも基本的な考え方とされている「返報性の原理」のバリエーションの1つで、効果の高い恋愛テクニックとして紹介されることが多く、この言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
まずはじめに好意とは、相手の事が「好き」という気持ちのことを指します。
では、返報性とはどのような意味なのでしょうか。
返報性とは一口で言えば、お返しをしたいという気持ちのことです。
人から何かプレゼントを貰ったり、親切にしてもらったりしたら、お礼としてお返しをしようという気持ちが生じます。
例えばバレンタインデーに義理チョコとわかっていても、女性からプレゼントを貰った場合、多くの男性がホワイトデーにお返しをしないといけないのかなぁと考えます。
これが返報性の原理です。
これを恋愛に置き換えた場合のテクニックが、好意の返報性と言われるものなのです。
そして、一般的に言われる好意の返報性理論というのは、あなたが「おつきあいしたい女性に対して好意を示せば、相手の女性も好意を返してくれて両思いになれますよ」というわけですね。
このように説明すると、女性に「君かわいいねー」、「好きだよー」などと気持ちをアピールすれば両思いになれると、安易に考えてしまう男性も多いでしょう。
しかし、そんなに簡単に両思いになれたら、誰も苦労はしませんよね。
逆の立場で考えるとすぐに理解できるでしょう。
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女性から告白されても、相手によって喜びにもなるし、重荷にもなる
例えば、女性から好きですと告白された場合、嬉しいと感じるケースもあれば、迷惑だと感じるケースもあるはずです。
好感度の高い女性から告白された場合は、これまではさほど気にしていなかったのに、告白されてからその人を異性として見るようになって、両思いへと発展するケースは少なくありません。
しかし、まったく自分好みではない女性や、苦手なタイプの女性から告白されてもときめきませんし、面倒だな……と感じるのではないでしょうか。
このことからわかるように、好意の返報性が効果を発揮するのは、相手を恋愛対象として見ることができる女性の場合のみに限るのです。
つまり相手を好ましい異性として認識しているかどうかが、ポイントとなるのです。
なかなか恋人ができない男性にありがちなのが、いい人なんだけど恋愛対象にならないタイプです。
このような男性は女性から見ると、友人としては好きだけど異性としての魅力が感じられないのです。
女性が男性を評価する場合、好感度のレベルは主に次の5つの段階に分けることができます。
興味のない男性からの好意は迷惑?
最も多いのが1段階目で、興味なしと女性が感じている場合です。
職場の上司、近所のおじさん、取引先の担当者、学校の同級生などなど、女性はほとんどの男性を興味なしのカテゴリーに分類しているのです。
男性として魅力がないと感じ、アウトオブ眼中なので、何をしてもスルーされてしまいます。
そして、最も異性として脈なしなのがこのレベルなのです。
2段階目になると、知り合い・友達にカテゴライズされます。
学校の同級生、同僚など名前を知っているし、会話もする。
しかし知り合い・または友達止まりで、異性として認識されていないケースです。
先ほども話題に出しましたが、このタイプも「いい人だけど、友達止まり」というタイプですね。
さらに好意のレベルが上がると、第3段階として異性として興味があると評価されます。
そのまた上に高感度が上がると、第4段階として「異性として気になる、つい目がいってしまう」というレベルになります。
そして最も好意を感じるのが、5段階目の「好き」という感情なのです。
女性のこちらに対する気持ちが「好き」という感情にまで達すると、好意の返報性のテクニックは効果抜群です。
こちらが「好きです」と伝えれば、何の問題もなく両思いになれます。
例えば、「俺と付き合ってほしい」と告白すれば、「はい」と即答で告白が成功するレベルです。
このほかにも好意の返報性のテクニックの効果を期待できるのは、第3段階の異性として興味があるレベルと、第4段階の異性として気になるレベルに自分がいるケースです。
この段階なら、彼女を好きな気持をアピールすれば、お互いの距離を急速に縮める効果を期待できます。
ただ、あからさまに「好き」と直球で伝えるのではなくて、それっぽい好意を匂わせるということがポイントとなります。
好意の匂わせ方について詳しい内容は、女性に好意を伝える前にモテる男がひそかにしている恋愛成功の秘訣を教えますを読んでおいてください。
自分に好意がないからと思って諦めるのは勿体ない
第2段階の単なる知り合い・友人の関係であっても、あきらめるのは早計です。
ただしこの段階の人が気をつけなければいけないのは、ストレートに好きだと告白することは絶対にしてはならないということです。
女性にとって、異性と感じられない男性からの告白は、残念ながら「キモチワルイ」という拒否感につながってしまいやすいからです。
この段階では、第3の異性として興味があるという段階にレベルアップさせることを目的に行動しましょう。
では、どうすれば第3の段階にレベルアップできるのでしょうか。
この段階で心がけるべきことは、ソフトにライトに、気持ちを伝えることです。
そうすることで、相手に負担をかけずに親密さを増していくことができるのです。
言葉に出して好きと告白しなくても、さらりと重い荷物を持ってあげる、歩くときはスマートに車道側を選ぶ、彼女の好きそうなおやつ(数百円程度の安価のもの)をプレゼントするなど、あからさまに優しさを見せるのではなくて、さりげない自然な形の気遣いをするのです。
また、二人だけで出かける勇気がなければ、友達数人で遊びに行こうと誘ってみるのも効果的です。
このほかにも、ヘアスタイルを変えたら似合ってる、かわいいと褒めるなど、ソフトに自分の気持ちを伝えましょう。
そのためには相手の女性のことをよく見て、困っていたり、嬉しそうにしていたり、髪型を変えたりなどの変化を見逃さないことが大切です。
そして、このような言動を続けていると女性は、「私に好意があるのかな?」と思うようになります。
何度も言いますがコツは、直接好きという気持ちをぶつけるのではなく、間接的に好意をほのめかせることです。
こうすることで相手の女性は、「私に好意があるのかな?」と、あなたの感情を探ろうと気にし始め、少しずつこちらに対して興味を持つようになります。
しかし、第2段階の関係では、これだけではまだまだ不十分である場合もあります。
そんな場合は、さらなるテクニックが必要となります。
そのテクニックとは、四六時中好意をほのめかせるのではなく、ときには突き放すことです。
軽く女性を突き放すことで、気持ちをこちらに向かせることができる
たとえば、いつも優しいし親しく話すけれど、自分からはメールをしない。
彼女からメールがあれば返事をするが、すぐに返事しなかったり、返事をしても一言程度のそっけない文章ですませたりする。
彼女以外の女性にも気さくに話したりする。
などなど、彼女に興味がないという素振りを匂わせるのです。
自分に好意があるのかな?と感じている男性が、そっけない態度をすると、女性は脈アリなの?脈なしなの?ととても気になります。
このように女性の気持ちをかき乱すことで、恋愛対象の関係へと変えていくことができるのです。
この段階にまで達すると、好意の返報性のテクニックが効果を発揮するようになります。
ここからは積極的に距離を縮みていきましょう。
だからといって、急に告白する必要はありません。
「○○ちゃんの笑ってる顔が好きだな。毎日見ていたいかも(笑)」
「あ~、○○ちゃんとしゃべってるだけで癒やされるよ。オレも○○ちゃんのこと癒やしてあげられてる?」
ちょっと臭いセリフでもこんなふうに軽いタッチで、気持ちをぶつけてみましょう。
これなら、たとえ彼女に拒否されても、冗談にまぎらわせて深刻にならずにすみます。
第4段階レベルでは、冗談めかして伝えるのがおすすめですが、第3段階以上になると、ちょっと真剣な面持ちで好意を伝えるというのもおすすめです。
ただし、女性が自分のことをどのように評価しているのか、判断ミスをしないようにしましょう。
実は第2段階の単なる友人と思われているのに、自分は第3段階にいるはずと思い込んでいる男性は、以外に多いので要注意ですよ。
そして最後に!
冗談めかしてであれ、ストレートに伝えるのであれ、誠実な気持ちで接することが成功の一番のカギです。
彼女がこちらの事を好意的に思っているとか好きであるという確信が持てるのであれば、彼女の気持ちを思いやって、そして勇気をもって好意を伝えてみるとイエスの返事をもらいやすくなります。
ただ、それでも告白というのはリスクの方が大きいので告白をする前に必ず告白のタイミングを間違うな!告白を成功させる前に知っておくべきことを読んでおいてください。